私の花図鑑        花の里日記  2008.12.1   104

                    月曜日(快晴)    夢の山野草園


 今朝は7時過ぎに眼が覚めたので、すぐに起きた。
もう歳末である。
丁度月曜日で始まり暮れの区切りは良さそう。
今朝は晴渡って冷え込み、外は全面に白い霜が降りている。
室内も温度は10度を切っているので起きると早速暖房を入れた。
山間部なので気温は都会より一段と低い。
ここは強力な暖房機が必要だ。

 昨日は風の強い少し雲のある日だった。
今は山の山野草園を整備している。
そこは以前、杉の生い茂った暗い谷であった。
杉を切って6年位たつと雑木が生えてきて野草も自然に繁殖してきている。
東北向きの緩やかな斜面でそこそこ日が当たり涼しい。
おまけに湿気も多めで野草栽培に丁度いいので整備をはじめたのだ。
杉を伐採した時の枝や不要な木の残骸が散らばって残っているので、整理している。
また不要な雑木の若木が自然に沢山と繁殖してきた。
特にヌルデとコウゾとタラの木は大きく育っている。
ヌルデは秋は綺麗だがかぶれる。
コウゾは成長が早く枝を四面に張り葉は大きくて地面を影にし樹形が良くない。
昔和紙を作るのに利用した木と言う理由が伐採していてわかった。
皮が厚く繊維が多くて強い。
枝を鎌で切っていても皮が切れず残ってしまう事が多い。
タラの木は山菜用に残している。刺は痛いが。
こんな事をしてなんとか一日を過ごす。
時には休憩して、焚き火をし熱いお茶を飲み体も動かしていると気持ちが良い。
冷たい北風もなんとか我慢も出来る。
ここの環境のせいだろうか?
谷全体を見渡せて遠くの山まで見える。
谷の小川の傍には一本桂の大木がある。
遠くには欅の大木も、秋は結構紅葉する。
これもその風景の一つ。
まばらにある杉の緑も冬には良いなと感じられる。

 早めにコテージに帰って棟の上にある雀蜂の大きな巣を取り除いた。
中を見ると成虫はいない。
秋までに育たなかった幼虫が2〜3匹いるだけ。
どこかの樹木に穴に潜んで冬を越しているのだろう。
熊ん蜂もそうだったなと思い出す。




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