私の花図鑑          花の里日記  2012.8.11   187

         土曜日 (雨のち曇り)   少し早い盆の入り


 早朝から激しい雨が降り雷も鳴り響いた。
ようやく夏の暑さから開放された気持ちで、地上の植物も雨の恩恵を受け
それまで枯れかかっていたのに、急に生き返っている。
今日は土曜日と盆の入りが重なったようで車や人の出入りも激しい。
私も花の里の花たちを墓参りして先祖に供えてきた。
花の里の夏の花は盛りで賑やか。
それにオミナエシも開花して初秋の雰囲気も出てきた。
けれどヒグラシはもう死に絶えたのか声もしない。
花の里の樹木はもう大きくなってきておりミンミン蝉も止まって鳴いている。
日中に呑気そうな鳴き声を聞かせて呉れている。
藪手毬の赤い実にはヒヨドリが来て実を食べている。
あまりヒヨドリはここの山には歓迎したくない野鳥なのだが温暖化が災いしたのか
この辺りでも見かけるようになってしまった。

 山の野草園は草取りで忙しい。
道の雑草も繁茂しており草刈りもしなくてはならない。
一つ良い事は九州から買って帰り、植えたヒゴタイが大きく育ち花をつけた事だ。
あと少しで満開だ。
行く度に葉に止まっている数匹の亀虫を殺している。
私は色々と新しい野草を植えるのだがどうもここの虫たちに総攻撃される。
そろそろ害虫の防除をしないといけないのかも。
毒草のトリカブトまで食べられる始末である。
それとギボウシの葉を猪だろうか食べられている。
兎もいるのでどちらかかわからないが。
一度カタクリを植えたらやはり葉を食べられた事がある。
そうそう。山鳥もここにいるので野草を守るのは大変だ。

 洋楽カラオケのリンク集のアップをしていて私の好きなジャクソン ブラウンの曲を
見ていたら紛争などでの飢餓の救済を願う広告が共に出ていて、つい涙ぐんでしまった。
あまりに曲と広告がマッチしていた為であるが。
今はこの日本は盆で、死者の弔いをする時期でもあり心に響く曲である。
動画の中のジャクソン ブラウンは若い頃から今の姿まで見せてくれていて
一途に人間の理想に向かって歌って呉れ、彼には頭が下がる思いである。
原発の反対運動にも懸命に頑張っていた。
私たちの努力不足を痛感する思いである。   下手な訳で申し訳ない。
 世界の飢餓状況  政府主導が気になる所で政治的に使われると嫌であるが

 Alive In The World     Song by Jackson Browne

私は頭の中の思考だけの世界でなく、現実のこの世界で生き続けよう
私は希望に満ちて未来を期待しながら広大に力強く立ちあがりたい
暗闇の中からの声を聞いて、歌で明るい光を造りだしたい
何百万もの恋人が生きているこの世界で

私は周りに壁のある囲われた世界でなく、現実の世界で生き続けたい
私の頭の中の囚われ人に呼びかける声を聞きたい
私のこの疑問に凝り固まった頭に呼びかける声を聞きたい

眼を見開いて夢見た理想へのチャンスをいかして、この現実の世界で生きるのだ
眼を見開いて起き上がり、この世界で生き続けよう

喜びとまた悲嘆がある、美しいが残酷な、この世界に生き続けよう
破壊されるが、また新しく生まれ続けて変化する、この世界に生き続けよう

眼を見開いて起き上がり、この現実の世界で生き続けよう
眼を見開いて起き上がり、喜びと悲嘆がある、美しいが残酷なこの世界に生き続けよう
破壊されるが、また新しく生まれ続けて変化する、この世界に生き続けよう
            関連の歌で It is one がある

 ついでだがインターネットエクスプローラで歌詞を見ると読者情報に関連づけられて
日本の広告がでてしまう。
広告まで個人を関連づけされては嫌な気持ちがしてくる。
出来れば見る時はモジラで見てほしい。

 もう一つ、増税が国会で可決されてしまった。
議員や公務員を減らし無駄な事業を見直してから増税するのが先である。
景気回復を図るのも先である。
まるで今の民主党は、日本の活力を根っこから奪った古い自民党の亡霊を見る思いである。
これからは維新の会やみんなの党に期待である。

 日本での原発の事故もまるでぶざまである。
10年前位に新エネルギーに変換出来たはずなのにサボってなにも手をつけようとしなかった。
処理出来ない放射能の廃棄物はたまる一方。
事故の責任は政府や東電はまるで負わず国民に転嫁するだけ。
なにも出来ないでシロアリがたかる東電はぬくぬくと生き残っている。
民間なら即倒産で処理作業は銀行が競売でもするはずである。
沖縄の基地返還も出来ずに終わりそうである。
日本はアメリカに文句の一つも言えない情け無い国家になってしまっている。
自分の国は自分たちで守ろう。
GNPが上位だったこの国が自分で守る事が出来ないのはおかしい。
だから中国や韓国、ロシアに馬鹿にされているのだ。
いままで国民の血税を使い対外援助をあれほどしてきたのに何の効果も無い有様。
 とは思うが一方一部の人たちがこんな境界争い的な事をしているのはなんとバカな事だと思う。
やはりお互いに争う事は即時やめてゆっくり話合うのが一番だ。

 日記前のページ 日記次のページ 日記(訳詞を含む)ページ 花図鑑ホーム