私の花図鑑          花の里日記  2014.6.27   230

         金曜日 (曇り)   モナルダの開花

 今日は朝から曇っていてなにか頭も重い。
気圧は低下中で梅雨前線が北に上がってくるようだ。
庭のモナルダがピンクの花を枝先に咲きそろえて賑やかだ。
白や赤の花は自然消滅してしまった。
ここの気候は暑すぎるのか梅雨で湿気が多すぎるのか、少し葉がうどんこ病になって白く見える。
原産地のアメリカは湿気が日本より少ないのだろうと思った。
この花は沢山蜂を集める花なのだが、今は熊ん蜂一匹が独占して蜜集め中。
蜜蜂は天敵にやられたのか姿も見せない。
昔と環境が大分変化してきた。
足長蜂や雀蜂は結構見られるのでこちらは増えているよう。
人に害をする昆虫なのでなかなか好きにはならない。
楽しい事といえば花をハーブティに利用できるので季節感があって気持ちが良い。
入れるとお茶からほんのりと香りがする。



 昨日は里山の民家の草刈りに行っていた。
帽子をかぶりサングラスをして作業していたが太陽光線は強いのか目の周りが焼けたようでヒリヒリ痛い。
七十二候の半夏生も近くなった。
花の里の半夏生も大きく芽を伸ばし葉を展開中。
そろそろ葉も白と緑に色分かれしそうだ。
ここも山と同じでブヨや蚊が少なかった。
少し前に梅雨の雨が強く降った事があったのでそのせいか、はたまたトンボが出たのが幸いしたのかわからない。
でも虫に責められないので楽であった。
私の年になるとこんな作業も半日していれば翌日楽なのであるが、つい一日してなにやら今日は疲れ気味。
外出せずに日記をのんびり書いている始末ではある。
蚊と言うと園芸家にとってはいつも戦っている相手である。
緑が多いと蚊の雄が草の汁を吸いに集まってきて、それに吸血鬼の雌もつられて集まる。
害虫防除をこまめにしないと作業をするのに外へ出ると彼らに責められる。
かと言ってマスクを冠り消毒薬を撒くのも気が滅入る。
自然との共生も骨が折れるが美しい花を見られれば満足ではある。

 いつもの政治の話だが、ここの広島県の東に府中市という町があり年配の新市長が自ら給料を下げて財政改革を始めた。
議員の報酬も下げる提案をしたら残念ながら否決されてしまった。
東京都議会にみられるように議員の意識改革はまるで駄目なようである。
政治改革はもう小手先では無理なようで、明治維新のように大改革が求められている。
今は都会を除き地方は若者がいなくなって子供も減少。
学校も閉鎖されて統合が始まっている。
20年もしたら地方は崩壊すると言う未来予想もでていたがまさにその通り。
名古屋市長も頑張って改革をしていたがなかなか成果は見られない。
これからは早めに道州制に移行して、地方を自らが政治の目標を決定出来るように、国自体の機構を大改革しないといけない。
地方に税金等の配分をしっかりして国が地方の事業まで口出ししないようにする。
大都市に集中している大企業の税金等(利益)をしっかり地方に再配分しないといけない。
それには各道州に売り上げによる利益の再配分をして、資金を地方に回さないと地方は財政破綻するからだ。
国が地方におけるすべての事に口だしすると言うような誤った制度はなくしてしまおう。
本当に必要な規制改革を行い無駄な税金の浪費をなくして本当に日本の未来が明るくなるような夢のある制度に直そうではないか。
今はギャンブル、サッカーや野球に浮かれている場合では無く、若者もしっかり自らが政治決定に参加しないといけない時代である。


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