私の花図鑑          花の里日記  2016.3.6   283


           日曜日  (曇りのち雨)   花の里へ

 今朝起きると外は曇って暗い。
気温は南風が吹いたせいか16度で暖かくて、のんびり朝食をしていた。
庭に植えた三色すみれも可憐な花を咲かせ始めた。
芝庭に残っている小さな雑草もそれなりに小さな白い花を咲かせている。
また退治出来ていないツクシも小さな茎と頭花を伸ばしている。
ようやく小さなこの庭にも春が来た。
周りの山からはウグイスの囀りが聞こえて来る。
8年位前に花関係での友人が小さな椿の苗を呉れた事があり、植えたその木が1m程度に育った。
いつも伸びすぎないように枝先を切っていたのだが、その木をふと見ると赤い蕾をつけていた。
年月の経過は過ぎてしまえば早いものではある。

 今日は雨の予報だったので作業や観光には不向きと思い、もう奥地の雪も融けたはずだと久しぶりに花の里に行ってみよう出かけた。
花の里にはまる3か月ぶりであるが、いつも通る道を経由して向かった。
途中の山里には梅が満開で春らしい。

        
山里の  梅を咲かせる  南風

奥山にかかると道際に白い雪の塊が部分的にころがっていたが、もう山の地面に雪は融けて無く、川には雪解けの水が溢れて流れがざわざわと速い。
花の里はもう完全に雪は融けていて地面には宿根草たちの緑の葉が雪で押しつぶされているがなんとか冬越しして呉れていた。
早速花を探すと奥の落葉樹の木の下に植えていたスノードロップの白い花が控えめに一群が咲いていた。
いよいよ花の里も春が始まって呉れたと思い嬉しい。
でもこの吉和はまだ気温が低くて梅の開花はまだ。
雨が降り始めたので室内でストーブを焚き、炬燵に入って早春の外の景色を眺めた。
スキー場はまだ営業していて時折アナウンスの声も遠く聞こえる。
久しぶりに入浴してのんびりした一日であった。
山の別荘地にはまだ行けそうにもない。
帰りの道際には黄色の満作が咲いていた。
また渓流沿いには白い猫柳の花が満開である。
白文字の黄色い花がこの後に咲いてくると、いよいよ山の別荘地にも行けると思った。

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