私の花図鑑          花の里日記  2017.3.15   311


              水曜日  (晴れ)     2月の決算

 この頃ようやく暖かくなってこの朝には鶯が鳴いた。
でもそのあと北風が強くなり北の山地は雪模様。
今年の冬は暖冬かと思っていると強い寒波が襲って来た。
私も2月の中頃は強い咽喉風邪をひいて2週間ダウン。
いつも冬の風邪には注意を払っていたのだが今年は自身を守り切れなかった。
冬の風邪が流行っていると、しっかり日常にマスクをつけて感染を防げば良いのだが街に住んでるとそうもいかないし。

 今年の2月は早めに海岸部の赤い梅の花が咲き始めて嬉しかった。
その後寒波が来てからも梅の花が長く咲いており、今3月の中旬であるが山里でも白やピンクや赤の花が満開。
さすがに昔から尊ばれる木の花ではある。
それと実も食べられるので民家には必ずと言ってよい程にこの木は植えてある。
私の事務所の小さな庭にも以前熟れた実をもいで来て、あまりを捨てるとこの実から芽を伸ばして2m位成長していた。
白い花をぼちぼち咲かせていたのだが隣地の傍で大木はいけないと思い盆栽風に切った。
それから数年経つけどなかなか花をつけない。
幹の径が20cm程度にはなったのだが、うまく盆栽風にするには技術が必要かなと思う。

 2月の中旬頃には山地渓流の猫柳は銀色の丸細い花を咲かせていてなかなか風情があった。



下旬には同じく山地に満作が咲き始め、春めいてきだした。
海岸部ではヤシャブシの黄緑の花が咲き始め、また青文字の黄色の花が集団で山を飾っている。
それと海岸部の公園などに集団で植えてある河津桜のピンクの花が綺麗であった。
この木は桜の先駆けの重要な種類であると思う。
西中国山地の花の里に行くとようやく雪が溶けて地面が現れて緑の桜草やクリスマスローズの葉が見えている。
山の別荘地はまだ30cm位の雪が残っていて中に入れそうもない。
それで花の里の花壇にある宿根草たちの枯れた茎を草刈り機で切って取り除いて整備をしていた。
すると黄色の花の水仙たちの緑の芽が枯れた茎や葉の下から現れて水々しい。
作業に疲れて花の里の湯につかり花壇の中の新たな春の花たちに期待する思いの一日であった。


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