私の花図鑑          花の里日記  2017.5.18   318


              木曜日  (快晴)   5月の喜び

 この所少し忙しい。
と言っても冬の何も無い時と比べての事だが。
一昨日は仕事で山口の周防大島に行って来た。
行く道の本土側では季節も良くなり田園が美しい。
林道を走るともう梅雨前の感じで野アザミが咲いていた。
コウゾリナの黄色の花との対比が美しい。



やはり野の花の自然さがとても素敵である。
他には農家の近辺の川沿いに生え残った大紅空木の赤い花が咲いて、やはり梅雨間近を感じさせる。
川に垂れ下がり咲いていた。
それで昔の家にはこの花が植えられて咲いていた事を思い出していた。



 昨日は広島県の中部方面にやはり仕事で出かけた。
いつも私は行くまでの時間を長めに取り、のんびり田舎道を走る事にしている。
高速代も不要だし田園の風景をゆっくり鑑賞しながら走るのだ。
もう田はほとんど植えられていて新緑の木々との対比が面白い。
家々は草花や庭木が色とりどりで咲き美しい。
中にはもう住まなくなった民家もあり人々の時代による変遷が思われる。
そんな家の周りは農地も荒れて草に覆われている。
仕事の帰りは別の道を選び走るが、そこで依然見た姫風露が見事に咲いていて素敵だった。
この花をその日道の駅で100円で売っていて買っていたのであった。

    ひめふうろ  拡大写真

まあ犬も歩けば棒に当たるである。

 今日は忙中閑ありのたとえで暇が出来たので早速山の別荘地に出かけた。
まず道の草刈りをしてそれから野草園に行き周りの草刈りをして買って来た姫風露を植えこんだ。
以前久住の花公園の西下にある野草園で買って帰り、植えていたエゾ花忍がもう花を咲かせていた。
花の里の花忍は開花がまだまだで6月であるのだが。
いま鈴蘭が白い可愛い鈴の花を咲かせてるが、ここに植えているので栽培種みたいに大きくは無い。
それがとても野草的で素敵だつた。
少し野草園の植え込みを綺麗にしてから間に生えている木の枝を少し切って日当たりを良くしていた。
あまり半陰では野草の生育が悪いような気がするのである。
下枝を整理すると見通しが良くなりまた野草園にも太陽が適当に当たるので良さそうな気がする。
いまここ山の木では水木小葉のガマズミゴマキ等白い花ばかりが咲いている。
今日は体も適当に動かしたしまた新緑を楽しめたので気持ちも良かった。
そうそう。旧の野草園でコケイランの黄色の花の集団をみた。
それと落葉樹林の下では白いギンリョウソウを見た。

 花の里に帰り咲いている花たちを眺めてのんびり入浴した。
花の里では今オダマキが花盛り。
白やピンクや青紫と色とりどりだ。
ここも水木の白い花が盛りだが、藪手毬も同じく白い花を咲かせている。
この木の下には宿根草の白雪ゲシが白い花を咲かせている。
大分増えて来た。
ここは湿気がわりとあるので相性が良いのだろう。
他には黒花風露も咲いていた。
その他にも色々花が咲いているのだが雑草が沢山増えてまた除草の手が無い為元気が無い。
今年は肥料をやらなかったのでそれも影響しているのかも。
庭から管理棟を見るとまるで緑の木々の中に埋没した感じになっている。
木々の成長は経過した時と重なるなとあらためて思った。
今日は山ではオオルリのような囀りを聞いたしまた鷹(のすり)の声はしなかった。
私が近くに行くのでよその山に移動したのだろうか?
それと花の里ではキジとカッコウの鳴く声を聞いた。



                                   
   太陽がやわらかく大地を照らす               
                                   
   空は青く澄み、白い雲が流れる               
                                   
   そよ風が吹き、緑の木々は揺れている          
                                   
   小鳥たちは競って歌い、蝶たちは軽やかに舞う     
                                   
   こんな時間を生きている私たちは幸せだ         
                                   
                                 


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