私の花図鑑          花の里日記  2018.3.29   351


              金曜日  (晴れ)  春の喜び

 最近はずっと晴天である。
一昨日は花の里と山の別荘地に行って見た。
道沿いではもう染井吉野桜や山桜が咲いている。
また一部分には濃いピンク色の小葉の三つ葉躑躅も花を咲かせていた。
これは一週間位、早い開花である。
花の里ではずっと晴続きなのでか花壇のクロッカスの花はどうも元気が無い。
山の別荘地でも林の中は落ち葉が一杯で、乾いていて野草が芽を出しにくい感じである。
ここではようやく檀香梅の花が咲き始めた。
またタムシバの白木蓮のような花が少しではあるが咲いていた。
他にも木の花が色々と咲き始めたのである。
この日はずっと道の落ち葉の取り除き作業をしていた。
疲れて花の里で入浴してなんとか元気回復。
帰りは道を変えて羅漢峡から帰ったのだが、なんと渓流沿いで高野水木の黄色の花が
あちこち見事に沢山と花を咲かせていた。
それと周りの山中には先ほどのタムシバの花が一斉に咲いてまるで白い雪が降ったよう。
山の緑と白い花の集団がまだら模様で見事であった。



数年前にも見事な開花を見たのであるが段々と毎年の事になって行くようで嬉しい。
山に通う楽しみが増えたのである。
こちらの名物になりそう。

 今日は朝少し仕事をして、それから周防大島の別荘地の丘の山桜が気にかかり
いそいで出かけた。
どこも道沿いでは染井吉野桜や山桜が満開で美しい。
錦帯橋はいかがかなと思い寄って見ると、ここも桜は満開で観光客が一杯。
ごったがえしていた。
さすが岩国の錦帯橋である。
普通ここの桜は広島より1週間遅い開花となるのだが今年は同時期となった。
季節の変遷は著しい。
道が混んでいるので旧道に入ると作家の宇野千代の生家を見つけた。
一度中を見たいものではあるのだが今日は通過して周防大島に向かった。
ドライブしていても、もう暖房はいらず窓をあけて走っていた。
田園の景色も美しくてやはり桜がどこも満開で素敵である。
満開の染井吉野桜の並木の中を走ると車の中まで桜の花の香りがした感じ。
堤防などの桜も綺麗で花見をどこでも出来そうである。
周防大島でも同じで道沿いの染井吉野桜が満開。
それと農家に植えてある白いスモモの花や、またピンク色の濃い桃の花も咲いていた。
山には山桜があちこち散らして振りまいたように咲いている。
青い海も眺めながら気持ちよく走った。
この土日はさすがに車で賑わうであろうなと思う。

 手入れしている現地につくとやはりここの山桜も満開近い感じだ。
今日は少し東から風が吹いていた。
焚火はしないで丘の上部の茂って無駄な枝切りを主にしていた。
丘の上から回りを眺めると咲いた山桜の花の中に青い海が見えて美しい。
遠くに島が見えたり漁船が通過して行くのが見えたりする。
また鶯や他の名も知らぬ小鳥も囀って聞いているのも楽しい。
この調子だともう少し山桜中心に整備をするともっと綺麗になるのではと思う。
また新しい夢も芽生えてくるのである。
私はそんな事を考えながら海岸を飛ぶカモメや鳶(トビ)やカラスをのんびりと
眺めていたのである。
また私はこの丘の上に別荘を建てて、下からリフトを作り夢の生活をしてみたい
なとも思ったのだ。
4時間ばかり作業をして、今日はここで珍しく夕食をして日暮れに帰ろうとすると
東の海の上に白い満月が浮かびあがり素敵であった。
また夕暮れの明かりの中に浮かぶ山桜の花もまた素敵であった。



  
桜の画像は花に見とれてうまく写せなかった。

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