私の花図鑑          花の里日記  2018.6.14   360


              木曜日  (晴れ)  あじさい

 今日は昼から山の別荘地に出かけた。
自然の中にいたくなったのである。
気温はやはり町よりは低くて体も動きやすい。
カッコウの声もする。
カッコウはホトトギスより来るのが一月遅い気がしている。 カッコウの歌
今日は上部の道の舗装割れ目修理をしていた。
それは割れ目を掃除して砂入りセメントを詰め込み水をかける作業である。
腰をかがめて作業をしていたが何か腰に負担がかかる。
年のせいかも知れない。
道の草刈りもしたので何とか道が綺麗になってきた。
あとは道の小さなゴミをブロワーで吹き飛ばすだけである。
ここでは咲いている笹百合が、もう花は終わりになりかけ。
今年は出来が良かった。
今ここの道傍では薄青い小アジサイが満開で見事である。
さすがに梅雨に咲く花ではある。
それと少ないけど谷傍にある山アジサイも花を咲き始めている。
野草園では鳥足升麻の白い花が賑やかに咲き始めた。
花容がいかにも山の花らしい。
ここではまだ都忘れの花も咲いている。
南の谷にある旧の野草園付近ではバイケイソウの白い花が咲き出した。
今年は花が元気に咲いている感じ。
旧野草園の矢車草は葉を大きく広げて増えているのだがいまだに花を咲かせない。
残念である。
焚火をしたりしてすぐに時間がたってしまうのだ。
今木の実では黄色の長葉モミジ苺が実っている。
私はこの木のトゲが痛くて嫌いなので見つけるとすぐ切っているのだ。
でもすぐ急な斜面に生え込み繁殖してくる。
実は酸味があり美味しいのだが。
他にはスノキがあるのだが実がなり過ぎたのか、実は小さくて野鳥が食べているようだ。
私の口には入りそうもない。

 帰りに花の里に行って見ると京鹿の子の花が咲き始めていた。
今年は花の先が白くウドンコ病に少しなっていたのだが負けずに盛り返して綺麗に咲いた。
なかなか季節感があり華やかで素敵。

    ピンク色がキョウガノコ   手前の白い花はノコギリソウ


半夏生は植えた場所が良かったのかどんどんと増え始めている。
花は少し先みたいでまだ葉は緑色である。
今日は無理しても出かけた甲斐があった。

 そうそう。
2日前に山口県防府市にある阿弥陀寺にアジサイを見に出かけた。
良く手入れされていて綺麗に咲いており庭園は美しかった。
でも今は抹茶を飲んだり食事が出来なくなっていてなんとなく淋しかった。
時の経過が思われるのである。

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