私の花図鑑          花の里日記  2018.11.17   379


              土曜日  (晴れ)  島の一日

 朝起きると外はなにか暗い感じ。
空を見ると曇っている。
天気予報を見てみると広島は午前中曇りで午後は晴れるそうだ。
山口県はと見ると一日晴れの予報。
それではと周防大島の別荘地に行ってみようと思った。
橋の通行制限があるがまあ時間をかければ渡れるよと軽く考え、のんびり支度をして向かった。
山陽道は結構車が走っている。
沿岸部は紅葉の最中なので人出は多いのであろう。
山口県に入ると空は晴れてきてなかなか気分も良い。
途中の山の紅葉はと見るとそんなに盛り上がってはいない。
黄色の広葉樹がパラパラと緑の山にある位。
田んぼの稲は綺麗に刈り取られていてもう冬の準備が出来ている。
その中に早く刈り取られた早生の田には稲のヒコバエがあり、もう全体が黄色になって実も出来た感じである。
野鳥たちは喜ぶのだろうなと思った。
岩国の名産であるレンコン田も綺麗に掘り取られていて泥一面の平面田である。
そんな風景を見ながら大島大橋に着くと渡る車は少なくて1回の信号待ちでスムーズに渡れたのである。
橋の下や橋の中央部の片側では修理の工事が行われていた。
そんな事なので片側通行。
2トン以上の福祉の車が前に渡ったのであるがその時には連続して渡れず、その一台が渡り終えてから
2トン未満の軽量な普通の車が適当な車間距離をあけて連続して渡ったのである。

 今日は販売を依頼された民家があり、先に少し草刈りをしようとそれから島の南側に回ったのである。
その道は島の中央の山の尾根を通過するので南側に回ると、そこは海が広々と見えて美しい風景である。
寒くもなく暑くもなく快適なので車を止めて休憩し、少し早い昼食を取ったのである。
その最中、岩国基地の大きな米軍機が島の南をぐるりと回り飛び去った。
私は兵士たちはこんな風景を見ながら飛んでいて気持ちが良いのであろうなと思った。
そのあと今度は一羽のトビが頭の上をゆるりと輪をかきながら下の田園のほうに飛び去ったのである。
トビもこんな景色の中を自由にゆるやかに飛べて幸せなやつだなと思ったのである。
私もトビになってゆるりと飛んでみたいなと思った。  
ここの笛吹峠のグーグル位置図

 
大島から南を見る 海そばに県道があり民家がある 漁業の港が多い 沖には平郡島 四国の佐多岬はかすんで見えない


 
後日の望遠画像 周防灘の先の長い陸地が国東半島  真ん中にある峰が三つの山は由布岳  左に雲が横に棚引いた山が久住連山
 
上の画像の平郡島はこの画像では左側で写っていない  真ん中の島は宇和島と言うようだ  国東半島の両子山が右の山か?


食事を済ませてそれから急な坂を下り、海に出て少し東に行き、狭い道を登るとその民家に着いたのである。
そこは南向きで海が見えるのである。
北の上部はすぐ山で、その民家は暖かくて住みやすそう。
周りは蜜柑畠が多くて買い物には車で走らないといけない感じ。
この辺りは農協の移動店舗の車が来るのであるが詳細は私にはわからない。
ここの草刈りを汗を出しながら1時間半ばかりしたのである。

 体が草臥れた所でそれではといつもの手入れしている別荘地に向かった。
今日は南から来たのでその別荘地の南側の道の落ち葉を集めて掃除していた。
それから残った小さなゴミや落ち葉をいつものようにブロワーで吹き飛ばし綺麗にした。
もうここの白粉花たちは少ししか咲いていない。
でもここは暖かいので緑一杯である。
それとツワブキの黄色の花が道端に咲いていて美しい。
さて今日の目的である東と北側のツワブキはいかがかと、回ると見事に沢山咲いていたのである。
中に白い野路菊も混じって咲いている。
それと八手の白い花も満開。
林の木の緑と地面の切り取った草の新芽が柔らかな緑で美しい。
紅葉はまるで関係ない暖地の島の初冬ではあったのだ。
ここでも少し海側の草刈りをしてしっかり運動した一日であった。

  
少し暗かったのでうまく写せなかったが雰囲気は感じて貰えるかな


そうそう、もう二十日位になったのであろうか?
早生のミカンのまだ青い実をこちらで貰って保存していたらようやく甘酸っぱい美味しい味になったのである。
それを原産地であるこちらで美味しくいただいたのだ。
捨てるような物でもそれなりの価値はあったのだ。

  
ついでに数日前に行った防府市にある毛利邸の庭園の秋  広い庭園である  秋の行楽客で賑わっていた

 春の画像  小葉の三葉つつじが咲いている  防府を見る



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