私の花図鑑          花の里日記  2019.2.24


          日曜日  (晴)  芝栗   389

 今日は晴れて寒風も吹かない。
昨日は周防大島に行き、別荘地の山の茂った樫の木を間引きしていた。
樫の木は重くて結構処理には骨が折れる。
今朝はのんびりしてたので、もう山の別荘地も雪が融けたのかもと思い出かけてみた。
まだ山は2月らしくて杉の葉の赤さが目立つ位で雑木は丸裸である。
スギ花粉はもうしっかり飛んでるだろうなと思い車の換気はしないで走っていた。
それでも涙目になったりくしゃみもたまに出る。
今日は日曜日だけどシーズンオフなのか観光客の車はほとんど見られない。
吉和に着くとまだスキー場は営業していて今日は日曜日なので賑やかそう。
早速山の別荘地に向かった。
現地の登りの坂には雪ひとつ無くてすんなり頂上まで登れた。
途中道でヤマドリの雄をちらっと見かけたのだが大きく太っていてドングリ等の実が
去年は豊作であったのでいかにもと言える。
ここの林の中は見通しが良くて一木一草まで見事に見える時期である。
でも生物はまるで見えなくて遠くで野鳥の囀る鳴き声が聞こえる位。
相変わらず道の落ち葉は沢山で側溝に流れて溜まっている。
ほんとに去年は落ち葉のすごい年ではあった。
この落ち葉がまた木たちの成長の肥料となり林がどんどんと成長するのであろう。
今日は野草園までの道の整備をしたり、また無駄に大きく成長した芝栗の木を切った。
芝栗と言うと小さな木を連想するけど実際は大木になる木である。
彼らは周りの山桜を枯らす位まで青葉を茂らせ、また人には食べにくい小さい実を
沢山ならせて猪を集めてしまう。
また実の殻はトゲばかりでなにかの拍子に手に当たるととても痛い。
また木の成長はすごくて普通の木の三倍位は育つ。
そんな事なので増えすぎた芝栗の木を今はメインに切っているのである。
またこの木を切った幹や枝はキノコの生える主要な材料になる。
私は3本ほど切ったのだがこの木も樫同様にとても重たい。
倒す時に下敷きになった木は見事に折れてしまう。
今日は一本タムシバの木が犠牲になったのだがこの木は三本根から枝分かれして
成長しており、中の一本だけであったのでまあまあしょうがないと思った。
元気の良い栗の木なので枝を綺麗に整理するのは大変。
時間がかかるのである。
それでも焚火をすると今はなかなか気持ちの良い温度で休憩も楽。
芋は買っているのだがゆっくり焼く事が出来ないのでパスしていた。
今日は下の別荘地には日曜日でか、もう数軒程人が来ていた。
これから山の別荘地も本番を迎えるのだ。

 帰りには花の里に行って夕日を見ながら入浴していた。
体をしっかり使ったあとに入浴するのはとても気持ちが良い。
ラドンや軟水の効果でもあるのかここの井戸水には感謝である。
庭の花たちはまだ冬が終わったばかりなので変化は無いのだが水仙の緑の芽が
落ち葉に覆われた地面から覗いていた。
今年は雪解けが半月は早い気がしている。

 最近はビデオ映画を見るのも息子がアマゾンのfiretv(ファイヤーTV)を入れて呉れて
それを見ているのだが、今一番見ているのはテレビ映画のデスパレードな妻たちである。
長いシリーズで昔はレンタルビデオショップで借りて見ていたのだ。
近所に住んでいる4人の妻たちの個性と行動が面白くてつい見てしまう。
最初から見直しているのだが料金はタダなのである。
それと最近亡くなったデビッドボーイの映画(ラビリンス魔王の迷宮)をつい見たくなり
アマゾンで見ようとしたらこれは有料であった。
それで自宅にある古いビデオテープを取り出して見たのであった。
魔王になった彼の若い頃の作品で歌も演技も良かった。
全体が古い映画でも見ていて特徴があってなかなか飽きさせなかった。
それとカラオケをしていて好きな花嫁さすらい人の子守唄をつい歌ってしまう。
はしだのりひこは2年前に亡くなったのだが面白い人だったのでとても残念。
今はなにか亡くなった人を思い出す事が多くなってきた私である。
私の好きな日本のカラオケのページはここです

    
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 それと寝る前にとても変な事が起きてしまったのである。
それは2回目の入浴を事務所でしていた時であった。
それは気持ちよく浴槽で温まっていた時、腰の傷の所がなにか変。
手でさわると丸い皮膚の傷の断片が飛び出ていてそこを引っ張るとなかなか取れない。
1部分が体と繋がっているのだ。
3回位ひっぱるとなんとか取れて、それを見ると皮膚の傷の茶色な断片でなくて淡い緑色。
それは径が4mm位で丸い形をしている。
変なものだと思ったのだがあまり気にはならず浴槽のへりに置いていた。
しばらく湯で温まっていて、それは昆虫のダニかなと思い浴槽のへりを見るともういない。
湯で流れたのかもしれないと思ったのだ。
風呂から出て見えにくい体のうしろ側をなんとか見てみると、そこは赤黒い傷跡となっていて
丸く径は2cm程度で中心は黒くなっている。
ネットで調べてみるとやはりダニが体に食い込んでいたのだ。
こんな事は生まれて初めてでびっくり。
そう言えば周防大島別荘地の林で作業していてその部分がチカっと痛んだ事があったのだ。
その時はよく枯れ木等の先が体に当たり傷になる事がたまにあったのでそんなに気には
ならなかったのだ。
その後1回傷に手を当ててみると皮膚の断片が飛び出していた。
手でそれを引っ張ってみても皮膚に1部分が繋がっており離れないのだ。
やっかいな傷だなと思った位でそんなに気にならなかったのである。
それで今日は花の里と事務所で2回も熱めの湯に入浴したのでヤツも草臥れたのであろう。
すんなりと食い込んでいた私の体から離れたのである。
ネットで見るとダニに噛まれると変な病気にもなりやすいと書いてあったのだが、今の私は
なんともないのである。
私は子供の頃から自然の中で遊んで青年の頃は山登り。
中年から今までは別荘の庭や山林の整備をしていたので何回もダニには噛まれていて
耐病性が身についていたのであろうと思ったのだ。
こんな体になったのも山の神様に感謝かな。


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