私の花図鑑          花の里日記  2019.4.25   394


          木曜日  (雨)  晴(せい)刈り、雨(う)カラ

 今日は昨夜からの雨で作業にも行けない。
それで友人たちとカラオケに出かけた。
昔の歌を歌うのもなかなか楽しい。
5時間程、皆で歌っていた。
晴耕雨読ではないけど晴刈り雨カラである。

 昨日と一昨日は山の別荘地に行き、林の中を整備していた。
林の中は明るくて地面も良く見える。
気温も丁度良く湿気も少なくてまるで快適。
今年一番の気持ちの良い日であった。
そろそろ小鳥たちも来ていて色々と鳴いている。
フクロウや山鳩まで鳴いて賑やか。
また林の地面では筆竜胆や菫たちが多種、咲き出している。
旧野草園では錨草が満開になっていた。
つい前までは蕾も見えなかったのに一気に咲き不思議である。
      
錨草


またすぐそばには白い鈴振り錨草が咲いた。


それとそばの渓流沿いでミヤマカタバミ(深山酢漿草)が白い花を咲かせている。
また新野草園では立金花が黄色な花を沢山咲かせているし、一輪草も花は
小さいが咲いていた。
ここの斜面にはムシカリ(虫狩)に白い花が咲き始めた。
ここは標高800m位なので生育には最低の標高である。
木の花では白文字黒文字に負けじと小葉の三葉躑躅(つつじ)が濃いピンクの
花を咲かせている。
今年は花が大きくて色が濃く花も沢山群れて咲かせていて見事。
それと雪柳がまだ株は小さいけど白い花をかたまって咲かせていた。
自然は毎年変化していて花が咲く様子がまるで同じ年は無いのである。
これが自然の素晴らしいとこかなと私は思うのでる。
そうそう。
山桜もようやくこのあたりで花を咲かせているのである。
で今年は桜見物は飽きるほどにして素晴らしかった。
それと連翹(れんぎょう)の木の花も見事に咲いて桜のピンクと黄色で対比が
良かった。

 一昨日は帰りに遠回りして近くの棚田と太田川の川沿いを帰った。
棚田は若い人がもう田舎の家に帰って作業を始めた感じであちこち手入れ中だった。
また川沿いの山の斜面には山吹が黄色な花を咲かせていて綺麗。
また山の新緑も見事であった。


   井仁の棚田


それと道沿いの斜面地の耕作していない田にスズシロソウ(蘿蔔草)らしき花が
地面を埋め尽くして咲いていた。
こんなに咲いたのを見たのは初めてであった。 ワンダフル!!
 注:後日この花を近くで確認してみたらツボスミレであった。
 以前同じ状況を見ていたのであるが写真では花の模様が見えなかったのである。
 花は径1cm以下で小さく葉も小さくて丸い   大画像


 今年の野草は花は小さめだが色は濃くて見事である。
これからも今年咲く野草の花を期待している私である。

 花の里では南の渓流沿いの杉の木の下に植えた石楠花(しゃくなげ)のピンクの
花が咲き始めた。
去年の気候がこの石楠花に合ったのか緑の葉も元気そうであった。
いままではなにか育ちが悪かったのであるが。
ここの花壇ではムスカリ宿根の桜草が元気に咲いている。
これからここの花たちも一斉に花を咲かせるのである。

山の小葉の三葉躑躅(つつじ)の写真を写してなかったので昨日、花の里に咲いた
ものを載せておく。



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