私の花図鑑          花の里日記  2019.6.1   397


          土曜日  (薄曇り)  変異

 今日は薄曇り。
気温も普通で朝は少し涼しい。
のんびり朝食をしてそれから山の別荘地に向かった。
ガソリンスタンドで車の給油をし、草刈り機等に利用する混合のガソリンも補充した。
最近の混合のガソリンは対オイル比が1:50になっている。
古い機械で利用すると何かエンジンストップが起きやすい気がする。
でもオイルの燃える匂いが減るのでまあいいかと思う。
行く道で普段走らない林道に入ってみたのだが特に珍しい花は無かった。
それと道には落石が多くて取り除いては進まないといけないので結構草臥れた。
まあ後から通る人の為にと頑張って道を綺麗にした。

     林道で久しぶりに見た沢菊


 それで今日は昼から山の別荘地の上部の整備をした。
そこは結構立ち枯れた木が多くて、それを切断して木の根元に横に置き歩きやすくした。
周りにはモミジの木が多くて彼らは元気に生き残って青々と成長している。
枯れ木の整理作業は疲れるけど今年も紅葉の秋が楽しめると思い気分はなかなか良い。
ここの山の木の花は今年はまるで少ない。
藪手毬沢フタギが咲いている位。
野草では白色と普通の青の立浪草とが旧の野草園で咲いている。
また新野草園では都忘れの花紅花山芍薬丁字草姫風露が咲いていている位。
でも花の里に帰るとエゴノキの白い花が見事に咲き、遠くから見るとまるで白い木に見える。
管理棟の前の木だけでなく花の里全体のエゴノキがそうなっているのだ。
それと引き替えみたいに山法師の花はまるで花が無く一本だけが花を付けているだけ。
山法師は去年見事に咲いたのでそのせいで今年は木の成長に変わったのかも。
それと今時分に花の里を沢山飛び交う薄羽白蝶がまるで少なかった。
なにか気候変動が影響しているのだろうと思う。
山では最近カッコウが程々に鳴いているのだが今日花の里ではホトトギスがようやく鳴いた。
いよいよ本格的な初夏で梅雨も近い気がしてくる。
今花の里の花壇ではアヤメが青や白や黄の花を咲かせている位で花が少ない。
別荘地の草地に自生して咲いているルピナスの花がある位で今は寂しい。
あと少しすると本格的に宿根草たちが見事に咲いてくるだろうと思っている。
他に今、咲く山の木の花では大葉麻殻の白い藤のような花が川沿いで見事に咲いている。
こんなに咲くのも珍しい気がしている。
今日の山の気温は19度で少し風もあり体は動きやすかった。
梅雨まではこんな気温が続くと楽なのだが。

 そうそう。
今日は珍しくカメラを手にした中年の女性を見かけたので話しをすると蝶の写真を写しているとか。
ここに自然好きの人が来るのは珍しいので、ここの下部にある別荘の関係者であったのだろう。
姫蛍の事も詳しかった。
蛍の話をして別れたのだのだがここへ自然好きの人が来て嬉しかった。
そう言えば数日前にもバイクでここの頂上付近にあるブナの木を見に来た人もいた。
これからも自然好きの人が沢山来てくれると嬉しいのであるがいかに?


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