私の花図鑑          花の里日記  2019.6.4   398


          火曜日  (晴れ)  木の実

 今日は山の別荘地の道路を修理するためにだが寄り道をして川沿いを走っていた。
そこは山側に崖が多くて珍しい野生の植物も多いので楽しめるのだ。
数日前にテレビニュースでここの川に来て魚釣り(鮎釣り)をしていた人が流れて死んだ
と言う事を放送していた。
年齢は70才位とか。
岸から落ちたか何かでショック死したのであろうと私は思った。
これも人の運命であろう。
走っていて民家も適当にあり色々な花も植えられていて美しい。
花もそれぞれその家の好みで種類も豊富。
野菜や果樹も植えられていて呑気な生活が思われるのである。
対向車はまるで来なくて気楽。
道は所々災害で通行止めがあり素直には進めない。
今は県も大災害地をメインに災害復旧していてなかなか田舎までは手が回らない状態。
また田舎の市町村も財源不足で通行の少ない林道などはほったらかし。
私みたいな自然好きの田舎の寂しい道路をいつも走る人間にはまるで不運ではある。
それでも幸運はある。
道の傍の桑の木に黒い実がどっさりと熟れていた。
10個位食べてもう満足。



それと崖側には赤いニガ苺や黄色い長葉モミジ苺がありなんとか枝のトゲを避けてから
数個づつ位ではあるが味見をして満足した私であった。
山の別荘地ではこの木苺たちはまるで敵扱いでいつも私は切っているのであるが実は
美味しい。
なかなか自然は扱いにくいのではある。
ここを走っていて山の崖側に白糸草の群落があり珍しかった。
   暗くて少しボケた


それと都忘れ(深山嫁菜)の白い花も群れて咲いていた。


他には川の堤防敷きに園芸種の百合の木の花も咲いていた。
これは珍しい気がしたのである。

    別名チューリップツリーと呼ばれる


そうそう。
里山には栗の木が植えられていてそろそろ白い花が咲き始めた。



また稲田はどこもしっかり水が張られていて稲は緑濃く育ち始めている。
さすが水の豊かな日本ではあると思った。

 午後は山の別荘地に行って道路のひび割れた部分にセメントを入れ込み、作業を
約3時間位していた。
山は気温22度位で風もあり涼しくて気持ち良くて小鳥の囀りもあり呑気。
エゴの木が今年は大ヒットして白い花だらけ。
また藪手毬や沢フタギの白い花が咲いている。
沢フタギはなかなか良い香りがするのである。
また花の里もエゴの木の花とハニーサックルの花が咲いて良い香りが室内までしてくる。
こんな一日であった。

   花の里別荘地の入り口 エゴノキの白い花


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