私の花図鑑          花の里日記  2019.8.18   407


          日曜日  (曇り)  盆の終わり

 今年の盆は長かった。
8月の10日から今日の18日まで。
おまけで台風まで訪れた。
私は早めに花の里の花を持ってお墓参りを済ませると、あとはノンビリ山の別荘地の手入れ。
都会は暑くてまいるが山の別荘地は気温が29度までなので何とか楽。
動くと汗が吹き出すのはやはり湿気が多いせいであろうか。
ここに着き、道を登っているとわっとアブたちが集まって来る。
この吉和地区には2ケ所牧場があるのでこんなものかなとも思う。
それと今年は気象と同じで異常なのであろうか。
私の車はグレーでそれで坂道をゆっくり登っていると牛と勘違いするのであろう。
私は止まるとまずアブとの闘いである。
ハエ叩きを片手に車にとまるアブを叩きにかかる。
飛び回っているやつはなかなか動きが早すぎてうまく叩けないのである。
牛は長いシッポで体をパシッと叩いてアブを殺すのである。
たまに牛の近くにいてこのシッポが当たるととても痛い。
こんな経験を昔に子供の頃にしていたのである。
それと蚊やブヨが顔の周りを飛ぶと今度はタオルを持っていてこれで首回りをパシッと叩くのである。
顔部分をネットで覆っていればこの蚊叩きは必要ないのであるが暑いのが欠点。
最近は顔周りに風を吹かす小さな扇風機があるようだが。
今作業しているのは道周りの草刈りと林の中の雑木の整理。
落ちた枯れ枝の整理や目線にある木の枝の切り取りなどをしている。
暑い日は渓流沿いを手入れしているのである。
今年の経験では害虫は尾根沿いに多い気がしている。
涼しい渓流沿いはなにか虫が少ないのである。
別の話になるが私の愛車はもう20万キロを走ってしまったのである。
車の整備をしてくれる担当者に聞くと少し手を入れないといけないようで10万円ばかり必要とか。
部品の交換が必要なものがあるらしい。
この車は燃費がリッターあたり20kmで私は嬉しかったのである。
電気で動く車になるともっと燃費は向上するのであろうが。
そんな車が発売されるまでは今の愛車でなんとか走りたいものである。
故障はまるで無い車であったのだ。
運が良いのであろうか?
なにか私は最近ドライブが趣味みたいになってしまった。
日本中をゆっくり車で見てみたいのである。

 今花の里の未販売地の草原ではオミナエシの黄色い花が大集団で見事に咲いている。
その中に青いアメリカ菊とわずかであるが猪たちが食べ残した小鬼百合も咲いている。
それと野草の白いヒヨドリ草も混じって咲いていて嬉しい。
ピンクのゲンノショウコ(現の証拠)もあるので私は花を一つだけいつも健胃の為に食べている。
今花壇では夏の花が盛りでフロックス(おいらん草)が華やかに咲いている。
それともう一つ変わった事にはいつもヒヨドリの集団が花の里に来ている。
彼らの目当ては木の実を食べに来ているのである。
昔はこの吉和地区は冬が極端に寒いのでヒヨドリはまるでこちらにはいなかった。
それが温暖化でこの数年位の前からここで繁殖を始めたのである。
ヒヨドリが来ると小鳥たちは追われて追い払われるのである。
私にはとても悲しい事である。
で今彼らは事務所の管理棟の前にある水木の実が目当てなのである。
それと赤い藪手毬の実も食べているのだろうか?
別の話だがここの吉和地区の民家内にガラスを割って熊が進入して内部の食べ物を食べたとか。
地元のテレビニュースで放送していた。
私も若い熊を見かけたし、花の里内でも住んでいる人が熊が歩いていたと話していた。
これも温暖化の影響なのであろうか?
危ない時代に突入である。

今山の別荘地では野草のフシグロセンノウのオレンジの花が綺麗。
それと釣舟草のピンクの花が咲き始めた。
また草紫陽花も数本かたまって咲いている。
林の中ではツチアケビの赤い実があり、それとツレサギソウの蘭の花が咲いている。
相変わらずキノコは色々生えていて名前探しまではしていないのである。
こんな盆の終わりの現況である。

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