私の花図鑑          花の里日記  2019.9.21   412


          土曜日  (曇り)  台風襲来

 今日は巨大な台風が沖縄付近にあり、朝から空はどんよりと曇っている。
この雲行きでは、すぐにも雨を降らせそうであるが天気予報で雲の動きをみると雨はそんなに
降らないと思い山の別荘地に出かけて見た。
行く道では低い山の上にも霧みたいな雲がかかっている。
まあ雨に降られれば花の里で入浴してのんびりすれば良いと気楽に考えていた。
山の別荘地の入り口では昨日来ていたのであろう、もう別荘に来ている人たちもいる。
私は早速に山の上部で道沿いの邪魔な木の枝を切っていた。
そして時間を見るともう12時を過ぎている。
それで急いで付近の側溝の掃除をしていて立ち上がると急に腰が痛み始めたのだ。
昨日も三男と側溝の溜まった砂の取り除きをしていて私もしっかり動いたのである。
しまった。動きすぎたなと思ったのだがあとの祭りである。
この数年は動きすぎないように注意していたので腰の痛みは起こらなかったのだ。

 それから野草園入口の広場で昼食を取り休んでいた。
今この辺りにいる野鳥はもう留鳥ばかりである。
山ガラ達が広葉樹の木の実を探しているのが見えた。
たまにはカケスが鳴いたりキツツキが木を叩く音が聞こえたりする。
ここは日当たりが良くて紅葉を始めた山桜が綺麗であった。



しばらく焚火をしながらのんびりと林の手入れをして疲れない程度に動いたのだ。
雨はまるで降らないどんよりとした日ではあった。
腰の痛みは治まらないので花の里に帰り入浴して事務所に帰り痛み対策の薬を飲んだ。
今はその効果で痛みはほとんど収まったのだがあとに残らない事を祈るばかりであった。
そうそう、花の里では山法師の赤い実が鈴なりで沢山実も落ちていた。
こんなに実のなるのは初めてであった。
野鳥たちはこの実があまり甘くないので好まないのか食べていないのだ。


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