私の花図鑑          花の里日記  2020.3.1   425


          日曜日  (晴のち曇り)  朝の層雲(きりぐも)

 今日は昨日の雨もやんで太陽が顔を見せた。
最近は決算等の雑務に巻き込まれて別荘地の現場に行けなかったので久しぶりに出かけた。
山の別荘地である。
今日はそれではと行く道を変えて太田川を経由して出かけた。
ノンビリと走っていると暖かいせいか自然を楽しんでいる歩行者が数人いた。
さすがに春が近いなと思った。
川にいる水鳥や白い猫柳等を見ながら川べりの里山を走った。
里山は朝の霧雲が周りの山の上にあって、その下には民家や梅の花が咲いており景観が素敵だった。
何でもない田舎もこうしてみると中々素晴らしい。
こんな事は今まで気がつかなかったのである。
人々の生活と自然がマッチしていて見事な風景があるのだ。




 太田川の道の途中に津浪と言う道の駅がある。
いつもここで弁当と野菜を買うのであるがヒットすると素晴らしい買い物ができる。
ハズレもたまにはあるが。
ここの名前は津浪と言って過去に山津浪が襲った事があるかも知れないと思った。
太田川沿いでは何度か大雨で災害が起きているのである。
でもその中で人々がうまく災害を乗り越えて被害を受けないように生きていて素晴らしい。
そんな事を考えながら景色を楽しんで走って行った。
途中まだ災害で道の改修工事をしている場所があり周り道しないといけない。
また山の崖そばでは道に石が落ちていたりして私は石を取り除きながら走って行く。
また国道沿いでは白いプラスチック等の弁当殻等が捨てられたりしている。
それを拾って車の袋の中に入れて山に行った時に燃やしている。
少しだけであるが取り除くと道が綺麗に見えてきて気分も良いのである。
今日は山の別荘地の倒木をチェンソーで切って綺麗に地面に置いていた。
動くと汗がにじむ気温であった。
やはり春が近い感じ。
こちらのTVで節分草が咲いたとの放送があったのだが、そう言えば旧暦で節分の時期だ。
ここの山の別荘地の野草はようやく葉が見えるようになったばかり。
フキノトウはもう2cmの緑の円形となっていてそろそろ収穫かなとは思う。

 帰りに花の里に寄るともうクリスマスローズの白と赤い花が咲き始めていた。
それとクロッカスの青い花が一輪咲いていて、椿の赤い花も高地の寒さに負けず咲いていた。
黄色の水仙はようやく蕾をのぞかせた状態。
近くのスキー場では沢山の人がまだ滑っている。
こんな休日の一日であった。

 追加で  この日は川の上部の支流でヤマメ釣りの人が来ていた。
渓流釣りのシーズンが始まった。
それと翌日に野草園を見ていたらセリバオウレンがもう白い花を咲かせていた。
山にも春が始まったのである。


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