私の花図鑑          花の里日記  2020.3.15   427


          日曜日  (曇り)  里山の春

 今日は西からの寒風が吹くとか朝のニュースで言っていた。
花の里や山の別荘地も雪が舞うと寒いから行くのは止めて周防大島に行こうと思った。
今は小雨も時々ちらつくのだが現地の天気予報は昼からは晴れ間もあるとの事。
今朝は早めに支度して高速道路も利用し気楽に向かった。
高速を降りてからは国道は使わずに遠回りは気にせず里山をのんびりと見ながら気楽に走っていた。
途中の渓流には黄色の菜の花が集団で咲いていたり、また綺麗な緑色のクレソンも良く茂っている。
少し前にはこのクレソンを採取し茹でて食べたのであるが美味しかった。
里山の民家周りは庭木や果樹の花が、春が来たとばかりに一度に咲いて美しい。
空の青、緑の田園の中に白、黄、桃、赤と総天然色で咲いているのだ。
白は雪柳やモクレン、花桃。
黄は黄梅の仲間たち、サンシュウユ、銀葉アカシア、満作等。
ピンクは花桃、サクランボ、彼岸桜。
赤は寒緋桜、花桃、シモクレン、椿、ボケ等である。
梅は暖地では咲き終わり、今は花桃や早咲きの桜類が満開で見事である。
彼らは農家等の広い土地に植えられているので木も大き目である。
また山の道周りにはヤシャブシの黄緑の花が満開。



アセビも常緑の緑の葉の中で白く輝き、日当たりの良い場所で所々咲いている。
農地や荒れ地には菜の花や一部だがレンゲ草も咲いている。

 周防大島に渡るとミカン畑が多いので花は少ない。
ミカンの花は5月頃に咲くのである。
しかし良く見ると海辺の山桜が一部開花していた。
今年は特に早い気がする。
こちらの別荘地の山桜はまだ蕾であった。
今日は海辺の笹を切ったり丘の上の雑草を刈っていた。
その丘の上ではもう地面をびっしり覆った草苺が真っ白い花を一面咲かせていた。
他にも食べられる野草の茂みが元気なグリーン色をしていて美味しそうである。
草苺の赤い実が熟れる時が楽しみ。
湾の海は透き通った青い色で素晴らしかった。
帰りも道を変えて里山を走ったのであるが花たちが素晴らしかった。
空家もあり見事に咲いた花たちが人に見て貰えないのは可哀そうとは思った私である。

            夕方写した 菜の花


       追加で3月18日写した 満開の里山の山桜

          道の斜面に咲いた山吹の花



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