私の花図鑑          花の里日記  2020.9.14   440


          月曜日  (晴れ)  秋の彼岸近し

 昨日は日曜だったが久しぶりに晴れたので、太田川を経由して山の別荘地に出かけた。
台風が二つ通過したのだが川の水は清くて汚れていない。
今は野草や木々の花が少なくて里山は少し寂しい。
彼岸も近づいたのに太陽が出ればまだ夏模様である。
今日はバイクが沢山田舎目指して走っている。
途中、津波と言う道の駅で落ち鮎の焼いたものを買ったのだが、昼に食べると大きな卵があり美味しかった。

     
写真は上流側を見ている 右の町は加計町



秋模様と言えば赤トンボが田の上を沢山飛び回っている。
場所は限られるのだが赤い彼岸花(まんじゅしゃげ)がもう咲いていて、見ると何か秋らしい。
その日は涼しくて元気に動き、草臥れて休むとなにか寒いので上に何かを着たくなるのである。
いつもは車に逃げ込んでクーラーをかけて冷たいものを飲み過ごしていたのだが。
もうこんな感じに変わった。

 今日は月曜日だが朝から快晴なので岩国の錦川を経由して山の別荘地に行こうと思った。
こちらも里山は日曜と同じ感じである。
国道を使わなかったので県道を走ったのだが、錦川に抜ける道では落木や小石たちが道一杯で
タイヤがパンクしては困るので途中で引き返した。
元の安倍首相(地元では安倍ちゃんと呼ばれる)のおひざ元の山口県でもこんな感じ。
田舎の林道はどこでもだが、まるで乗用車では走られないのである。
この日はそんな事で錦川を見られず広島県に戻り、なんとか午前中に山の別荘地に到着した。
その日は落ち葉や枯れ枝で汚れた山道を綺麗に掃除したり又、道まで伸びた木の枝や草を刈っていた。
動くと今日は暑くて昨日とはまるで違う。
気温も25度位で太陽光をあびるとまるで暑い。
今日も蝉のツクツクボウシが鳴いていた。
まるで盆が過ぎた頃の感じである。

 花の里に帰ると山法師の赤い実が沢山出来て、道にまで沢山落ちている。
実は径が大きいものでは2cm位ある。
食べると1/2の確立で少し甘い実もあるのだが全体的に美味しくない。
いつもヒヨドリが来て実を食べているのだが彼らも同じ感じであまり喜んで食べない。
温暖化の気候が影響しているのである。
花壇も宿根草たちは野草に負ける感じでなんとか生き残って花を咲かせている。
今年の草刈りはどこでも、きりが無くてなんとか原野にならないようにしているだけと言った感じである。
こんな秋の彼岸前の二日であった。


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