私の花図鑑          花の里日記  2021.2.14   449


          日曜日  (曇り)  殿様

 昨日今日と吉和の花の里と山の別荘地に行ってきた。
今までは暇があれば温暖な内海の島に行っていたのだが、もう海岸部の里山では梅が咲いて
まだ2月と言うのに本格的な春が始まった。
また小麦が植えられた畠全体が柔らかい薄グリーン色となり眺めても美しい。
私の事務所の小さな庭にも三寸アヤメが集団で咲いて綺麗。



また椿も赤い花を咲かせ始めた。
種を撒いて盆栽みたいにした梅は栄養状態が悪かったのか、まだ一度も花を咲かせてくれない。
私の栽培が下手なのであろう。

 今日も暖かくて気分も良い。
花の里と山の別荘地に行く道では山榛の木(やまはんのき)の集団が本格的に花を咲かせている。
また黄色の満作の花も一本だが見た。
そう言えば昨日の夕方も太田川沿いを帰っていて川の中に沢山の猫柳が白い花を咲かせていた。



今年は強烈な寒波も来たのだが、また温暖な日も多くて花たちも早めに咲き始めた。
私の普通の年では花の里や山の別荘地に出かけるのは3月なのである。
で今年の私の行動は温暖なのかしら、一月早いのである。
昨日は山の別荘地の進入路の道の雪を半分ほど除いた。
今日はなんとかそこの雪を午前中に取り除き、やっと車が登れたのである。
ここの進入路は南の山に木が多くて日当たりが半分位なので雪解けが遅い。
門がある場所から上は陽が当たりやすいのでかまるで雪は無い。
いまはブヨや蚊などはまるでいないので快適。
まるでここの山の殿様のように私は好きな事が出来るのである。
そうは言ってもまず道に落ちた枯れ木の掃除が待っている。
次には道に落ちた石拾いや舗装していない道の穴ぼこの整備。
また落ち葉の整理もある。
道の側溝にも沢山の落ち葉がありこれも掃除して整備が待っている。
こうなると私は山の神さまに使われている作業人夫となってしまい疲れるのである。
なかなか殿様気分にはなれない。
野草園に行っても雪が融けたばかりなので花たちはまだ冬模様。
私は暖かい場所で落ち葉などを燃やしてのんびり過ごし、ようやく殿様気分を回復したのである。


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