私の花図鑑          花の里日記  2021.10.11   462


          月曜日  (晴)  痛し痒し


 今日は本来、スポーツの日で休日だがオリンピックにより変更されて平日となった。
今日も朝は別の別荘地に行き、生えた木の間伐をしていた。
動くと汗が吹き出す。
まだ夏みたいな気候で南風も吹いていた。
それで早めにここの作業を終えて、涼しい山の別荘地に行った。
途中スーパーで昼食用にパンを買ったので着いた山の木陰の風が吹いている所でそれを
のんびりと食べていた。
ここはもうすっかり秋らしくて、涼しい微風があって道には褐色の落ち葉が沢山落ちている。
紅葉はまだまだで回りの木はまだ緑。
でも山桜の木だけは赤く紅葉していて綺麗である。
今日は小鳥たちも気分が良いのか鳴き声をさせている。
この所、10日ばかり快晴でもう地面は乾燥していて褐色の落ち葉が覆い、沢山生えたキノコも
まるで生えていない。
数日前であるが近くの道の駅でマッタケを2本を12,000円で販売していた。
が買う人がいないのかそれはまるで乾燥していた。
また2,3日前に、ここの山に見知らぬ男の人が登って来て香茸(こうたけ)を採りに来たのだがと
話した。
私はもう少し奥山に入らないと生えていないよと言ったのだがなかなか素人には見つけにくい
キノコではあった。

 ゆっくり昼食し休養してからそこの道下の山の整備に入り、歩道の周りを綺麗にしていた。
ここには野草の晒菜升麻(さらしなしょうま)の白い花が沢山咲いていて綺麗である。
なかなか野草らしい花である。
今、日の当たる道路沿いには田舎菊(いなかぎく)の集団がやはり白い花を咲かせている。
ついこの間までは道沿いの青い秋丁字(あきちょうじ)がこの夏に雨が良く降ったのでか満開で
見事だったのだが花はもう終った。   
下がその時の花


私はここの歩道の雑木に絡んだ蔓等を切り取り、落ちた枯れ木を整理して、また道に生えた
木や草を草刈り機で伐採していた。
歩道の落ち葉や流れた砂等は紐の草刈り機で吹き飛ばしていた。
やはり赤い地面が見えるとなにかすっきりする。
こうすると雑木の林もまるで庭園風に私には見えてくるのである。
これも私がここを20年ばかり手入れしてきた成果であるのかと思う。
今では落葉樹たちも立派に育ち春夏秋冬と私に、ここの自然を楽しませて呉れるのである。

 帰りに花の里に寄ったのだがここの宮城野萩(みやぎのはぎ)が満開で花の色も濃くて
奇麗であった。

相変わらず山法師の木には赤い実がまだ沢山ある。
エゴノキにはヤマガラが来て実をコツコツとつついて食べている。
それとキジたちが大きな声をたてて飛んでいてびっくり。
今年は原野などで背高泡立草が例年と違い見事な黄色で花を沢山咲かせている。
それは綺麗なのであるが私には少し花粉症があるので痛し痒し(いたしかゆし)の花ではある。


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