私の花図鑑          花の里日記  2022.6.28   470


          火曜日  (晴れ)  梅雨も終わり


 ぐずついた雨の日もようやく終わり、今日は晴れた。
すっきりしたのであるが暑い。
短い梅雨も終わったのであろうか?
二日前に山の別荘地に行ったのであるが曇った空のうえ時折パラパラと小雨が降る。
主に道の整備をしていたのであるがなかなか思うようには進まない。
旧の野草園ではようやく白い花の鳥足升麻(とりあししょうま)とピンク色の乳茸刺(ちだけさし)
が花を咲かせて賑やか。
また先の渓流そばでは梅恵草(ばいけいそう)の長い花茎の白い花が咲いていた。
梅雨らしい花たちではある。

 道沿いの斜面に綺麗に咲いていた小紫陽花(こあじさい)はもうすっきりと花を終わらせていた。
みきりが良すぎる感じはしたのであるが。
また笹百合ももう花を散らしてグリーンの実をならせている。
この種が将来にちらばり繁殖して芽をふいて、猪などの動物に食べられても少し株を増やし
また花を咲かせてくれるのが楽しみである。
それと蛍袋(ほたるぶくろ)も今年は大きな白い花を沢山つけ、ぶら下げて咲いている。
花が大きいと中に源氏蛍が沢山入るのがお似合いだ。
また白い岡虎ノ尾(おかとらのお)もまとまった感じで咲き始めた。
私の好きな花である。
なぜかというと花の穂の先が垂れ下がり風情があるのだ。

 野草園では歩道沿いに靫草(うつぼぐさ)が沢山と増えて青紫の花を咲かせている。
ほかにはこれと言った花は咲いていない現況である。

 帰りに花の里に寄ったのだがここではホリホック(立葵)が元気に長い花茎を伸ばして
白やピンクや赤い花を咲かせている。
また大株になつた九蓋草(くがいそう)が沢山の青紫の穂を伸ばせて咲いている。
ここの環境があうのだろうか、嬉しい限りである。
花たちはこれから一気に夏が来て対応がうまく出来るのか心配ではある。

 ここの事務所の庭にある花梨(かりん)の木にモズが巣をかけて数羽のヒナをかえし
子育てしてたのだが昨日にはこの育てたヒナたちは成長して飛びたった。
私はしばらくは巣に帰るのかと思っていたが帰らないので、この巣を良く見るとこれは変。
育てていた親であろうか1羽枝に引っかかって死んでいた。
羽の模様がはっきりしてたのでオスなのであろう。
可哀そうだなとは思ったのだ。
彼らには命を懸けた子育てであったのだ。
私は早速この木の根元に埋めてやったのである。
安らかに天国に行ってくれと願った。

 今ニュースでロシアとウクライナの戦争が取り上げられ見ていて悲しいのであるが、私が思うに
すぐにこの戦争を中止し話し合いでなんとか解決したらと思う。
最悪な殺し合いはすぐやめて、のち誠実に双方が生きていける世界を作り出したい。
この戦争を世界中が、悪い人が起こした社会現象ととらえて二度と起こさないようにしたい。
この為に国連が作られたのであるから。


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