私の花図鑑     花の里日記  99.7.25   日曜日(夏到来)

    例年の通り吉和の荒れ地や野原を埋め尽くす様にオオハンゴン草が咲き始めた。
今年は雨が多くて水にことかかない。
樹木も青々と茂り、夏つばきの白い花も圧倒的な緑にかくされてしまうほどだ。
自然の移り変わりは激しく一度として同じ状況にない。
人の世もそうだ。
景気の上がり下がりに惑わされて目の前の事しか考えずやる事がすぐ変わる。
する事が犬かねこ並みである。
人間は他の動物にない未来を考える能力を与えられたのにである。
自分の頭で考えてニユースキヤスターや評論家や政治家がどう言おうが自分の選んだ道を突き進む。
いくら所得を上げた所で食べる物を2人分も平らげられるわけがない。
必要なカロリーはかぎられている。
食べ過ぎたら成人病で早死するだけだ。
本当にやってみたい事や安らげる時間を持つためにはどうしたら良いのか、ゆっくり考えて決まればすぐ行動する事だ。

  今日花の里の近辺で見事なピンク色のしょうまの群落を見つけた。
図鑑を調べてみるとチダケサシと書いてあった。
何でも自分の目で見て体験しないと頭に入らない。
岩がらみとつるあじさいも似ているので見ないとわからない。
すべてに言える事である。
別荘造りでもだ。
草刈り、菜園、花壇、樹木、建築、チェンソー使い、農薬、肥料、釣り、自然の楽しみかた等etc

  今盛りの花は蝶のすきなラベンダー、明快な色の百日草、ブルースターのボリジ、野草のようで爽やかなオレガノ、野の桔梗よりすこし大き目の五月雨桔梗、黄色のおみなえし、ピンクの河原なでしこ、夏に強いヘリオプシス、さがり弁のエキナセア、受け咲きストケシア、華やかなおいらん草のフロックス、メキシコ原産のダリア、野草のいぬごま、オレンジに染まる春車菊とルドベッキア、出来が悪いが赤のサルビアや細葉百日草 これは穴熊のせいだ。
もう名前を書きくたびれた。


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