おにぐるみの実

おにぐるみ(鬼胡桃)Juglans mandshurica
【くるみ科くるみ属】分布地は北、本、四、九州

5〜6月に咲く  左が雄花で芽の下に垂れ下がる
右が雌花で芽の上に出てくる(拡大している)
実は3〜4cmで殻は硬いが食べられる  味は濃厚で美味しい
山里の雪の冬には手作業で実を割って菓子等の材料にした
葉は雄大で風にゆらいで、そよそよする
幹は灰白のコルク質 山の川傍に多い  栽培種は菓子胡桃
樹高25mまで  落葉高木   似ている沢胡桃野胡桃
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用途:庭木、建築材など

余談:鬼胡桃の殻は硬い。ブロック等を下にして金槌でたたくとブロックが割れてしまう。さすがに鬼の名は伊達に付いていない。まるで殻が金属で出来ているようだ。中の実は菓子胡桃に比較して少ないが美味である。昔雑種の犬が我家にいたがこの実を割るとすぐ食べに来る。小さな実だけれど好きであった。この木は父が昔に植えたものだが大木になった。夏になると大きな葉を広げて陰を良く作る。しかし近所から苦情が出る。秋にも落ち葉が散らかり又苦情が来る。やむを得ず隣地側の枝を切断するので大木は半身となってしまう。しかしそれでも生き残って沢山実を降らせる。

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