私の花図鑑          花の里日記  2012.4.16   №180

         月曜日 (曇り)   春の日


 昨日の朝は涼しいけど晴れてなんとなく気持ちが良かった。
テレビで朝の内容の乏しい報道番組(政治討論)を見ていたがつまらないので山に行く事にした。
山に向かう道では緑の浅い山の斜面に、散らばって山桜の薄ピンクの花が見えて美しい。
集合の美もあるけれど拡散した美しさも捨てがたい。
これが自然の美の真髄であろうと思った。
標高が4~500mの県道沿いにレンギョウが植えてあるが今年は黄金色に輝いて美しかった。
寒さが急に終り暖かい日が続いたのが幸いしたのであろう。
私が生まれてきて、春にはいつもこのレンギョウの花を見てきたがこの美しさは初めてであった。

 花の里では同じく金色の水仙の花が満開。
水仙は一度植えると強健でどんどん増えてくれる。
他の植物が育つ頃には葉が枯れて休眠する便利の良い球根植物だと思う。
他には白やピンクのクリスマスローズが満開。
日当りの良い場所の株より木の下の株が元気で葉も花も大きい。
原産地ではそんな木の間に生えているのだろうと思った。
クリスマスローズは地味だけど花期が長いので花の少ない時期には楽しめる花だ。
他にはピンクの三角草が先週頃までは咲いていたのだが今はその影も見えない。
山の渓流沿いの旧野草園では白の三角草が可愛く咲いていて呉れていた。

 山の野草園ではまだ全体が枯れ草色でオノエ柳と白文字、キブシの花が咲いているばかり。
緑は少ないが見通しは良く明るく春風が吹いてくれていて暖かい。
湧き水が落ちる場所に置いていたワサビが白い花をつけていた。
またその近くに植えていた西洋キンポウゲが黄色の花を2輪咲かせている。
少し株が散らばって繁殖しだしている。
野草園の適当な場所を選び民家から持参した一輪草やキリン草を植えてやった。
去年間引きした木を燃やしながら通路の掃除やら落ちた枯れ枝をのんびりと燃やしていた。
回りの林からはウグイスや黒つぐみの鳴き声が切れ目無くしてきて楽しい。
他の野鳥も歌っている。
またキツツキのドラミングがしたりするし、赤蛙の集団の声もする。
人工物が無いのでまるで自然一杯。(道の舗装もしてないがこれも愛嬌)
まだフキトトウの緑の花も見える。
1日整備に動いて気持ちよく疲れた春の暖かい日曜日ではあった。

 最近は当HPもアップする花が少なくなり、遊びで洋楽のカラオケページを作って自分で
ヒマな時に歌っている。
洋楽は著作権の締め付けが厳しくないのか結構ネット内に存在する。
それでもすぐに消される音楽もあって訂正に忙しい。
日本のカラオケは特に厳しくてほとんどネット内には無い。
自宅で楽しむ位は自由に歌わせて呉れてもいいだろうと思った。
音楽を作った人は金儲けだけの為に作ったのでは無いと思う。
沢山の人に聞いて貰い楽しんでくれたらと思ってるだろう。
20年程度たてばカラオケの音楽位は家庭や学校などで自由に歌わせてほしい。
各家庭から音楽が絶えない時代にしたいものだ。
商業主義も限度があると思う最近。

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