すすき、尾花、かるかや(薄 おばな)宿根草
Miscanthus sinensis, Japanese plume grass,
Eulalia【いね科すすき属】分布地 日本全国

初秋に咲く(8~10月)  山地や道端、野原に生える
集団で風になびく姿は優しくて美しい
冬に白い花穂だけ残っているのは逆にわびしい  早めに刈ろう
高原では色が赤くなり優美だ  種は風に飛び繁殖を拡げる
秋の七草の1つ  日本代表の身近で美しい秋の花
昔は草葺屋根用に草原があった  萩と咲く写真
草丈2m以下  葉を上から下に逆に触ると手を切るので注意!

  朽ちもせぬ 其名ばかりを とどめ置きて 
    
    枯野の薄 かたみにぞみる    西行

  みちのくを旅し藤原実方中将の墓の荒れたるを見て読む

  み吉野の 蜻蛉(あまず)の小野に 刈る草(かや)の
   思ひ乱れて 宿(ぬ)る夜しぞ多き
  万葉集より

   銀の手の 薄が招く 夢の国   山帰来


利用方法:花壇、切花用
花言葉:活力

 山で光るススキ(広島県深入山)  秋の空とススキの新穂
 秋色の広島県臥龍山 秋吉台のススキ 秋吉台のススキ 2
 春の穂の大画像
 同属で暖地には少し早く咲く トキワススキ がある
 また河原には似ている オギ が生える

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