私の花図鑑          花の里日記  2023.5.29
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          月曜日  (曇り時々雨)  白い花の咲く頃


 今日はまるで梅雨に入ったようで空は灰色の雲に覆われて、時々雨が降ってくる。
まあそんな天気予報を聞いていたので昨日は曇っていたけど山の別荘地へ整備に出かけた。
行く道路の傍の斜面には、白いウツギの花が見事に満開で美しい。
また走る黒い道を白く飾って呉れている花があり、それはエゴノキである。
この木の仲間はどれも花を奇麗に落とす。
また道脇の川傍等には大葉アサガラ水木山法師白ウンボクノイバラ等が咲いて美しい。
その他ではタンナサワフタギヤブデマリ等も白く咲いている。
マタタビは白い葉を見せて呉れ、花は小さいけど白い。
でも走っているのでおおまかに見るだけであるが。

 山の別荘地に行くと野草が茂り、道の割れ目まで生えているので草刈りに忙しい。
今年はフキの葉が例年の倍以上に大きく茂っている。
植えた宿根草だけどシャガが茂って白い(青い模様あり)花で道端を飾っている。
今日は午後、野草園で草刈り等をのんびりしていた。
野鳥たちが鳴いていたが、今日は遠くでカッコウの歌も聞こえてくる。
少し前にホトトギスも鳴いていたので渡り鳥たちもようやく勢ぞろいである。
ここで一番咲いているのはミヤコワスレの花で大きく茂みを作ってくれた。
不思議な事に花色は青みがまるでなく真っ白。
温暖化が花に変化をもたらせたのであろうか?
今日は野草園の周りの雑木の茂みを丸く切って伸びすぎた枝等を整理した。
まるで去年と同じで今年も青葉が茂るは茂る。
で木の下の野草たちに光が当たるようにしていたのである。

 最近はなぜか疲れやすい。
2時間程度動くと作業は中止して、全体の見回りをする。
それから花の里に帰るのである。
花の里を少し離れたとこから見ると白い桜の大木が満開の花を咲かせているよう。


         (花の里の別荘地は周りに植えた木々が茂り、外部からは中が見えにくい)

それで着くと急いでその場所へ行くと、それはエゴノキであった。
エゴノキは花ばかりを全体に咲かせていて、ほんの小さい緑の芽は出たばかりだった。
私はこの別荘地を作る時からエゴノキが好きで敷地のあちこちに植えていたのである。
その成果が35年位経過してようやく結実したなと思ったのである。
ここの草地ではルピナスが元気に満開。
それと木の下でエビネの花が沢山繁殖してこれも満開。
人も変われば花も変わる。
変化が世の習いではある。


         (花の里入り口のエゴノキの開花  右の上のミズキは花が終わり気味)

 ついでであるが事務所の小さい庭に大金鶏菊が満開となりもう梅雨入りした感じ。
それとドクダミの白い花も咲いて、私はこの花を血液の浄化用に乾燥させて飲み
漢方薬として利用しようかなと思っている。
またもう一つついでに カラオケでは 
白い花の咲く頃 をつい歌ってしまうのである。
昭和の青春時代の感じが良く出た歌である。


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